源流の森をつくろう
今できること、私たちにできること、そして未来につながること、一粒のどんぐりは、豊かな森を再生し、すべての生命の源になります。
「すべての生命の原点は山であり、山から流れ出す水である」
前会長である故・鳥集忠男さんの提唱のもと、「森」本来の機能を取り戻そうと、どんぐりの実から芽生えたシイ、カシなど照葉樹の苗木を植え始めて26年。多くの方々の協力を得ながら、活動を進める中で、ひとつの成果が生まれました。
26年前に植栽した山に沢ができ、水が流れ始めたのです。照葉樹の森は、水を清らかに、大地を潤し、あらゆる生態系の礎となります。
私たちは、今「行動すること。続けること」の大切さを改めて感じています。これからも運動の輪を広げ、豊かな源流の森づくりに取り組みたいと思います。